常光寺祈願寺務所 文殊庵
常光寺における祈祷・占術の一切を扱う寺務所
文殊庵は分立山常光寺の祈願寺務所です。
当山でのご祈祷、占星術による日取りのご相談等は文殊庵々主覚隆房が執り行っております。文殊庵という庵号は真言宗の開祖弘法大師空海が中国より将来された経典、『文殊師利菩薩及諸仙所説吉凶時日善悪宿曜経』に由来いたします。いわゆる『宿曜経(しゅくようきょう)』といわれる密教占星術の根本となる経典です。この宿曜経をベースに人の生年月日時刻からその人の運勢を占う占星術を宿曜道といい、それを実践する宿曜師たちは、その昔、陰陽師たちと互いに競って活躍していました。当山ではここ星の都佐用町において、この宿曜道の復興を願って密教占星術の研究も行っております。
また、奇しくも当山から北西に位置する谷間には、蘆屋道満と安倍晴明の塚が離れて対峙する集落があり、近年は「陰陽師の里」といわれ注目を集めています。
このことは、まさにこの地で宿曜道の復興を、かつての宿曜道とのライバルである陰陽道を代表する二人の陰陽師が後押しをしてくれているような気がいたします。
なお、文殊庵は当山覚隆房の住房であって拝観施設ではございません。
ご祈祷、占星術等のご相談は文殊庵までお問合せください。
●出 生
●得 度
●加 行
●灌 頂
●僧 階
●職 歴
昭和55年8月16日
高野山大師教会道場において竹内崇峯師に従って
平成4年7月28日 剃髪
寶壽院道場において松長有慶師に従って
平成16年9月4日開白 同年12月9日結願
寶壽院道場において松長有慶師に従って
平成16年12月12日 傳法灌頂入壇
平成17年4月1日 権大僧都 補任
平成19年4月1日 西国15番札所今熊野観音寺に奉職(平成22年6月1日まで)
平成23年8月より四国八十八ヶ所霊場先達
西国三十三所霊場先達
文殊庵庵主
かしもと かくりゅう
常光寺副住職
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星の道場 高野山真言宗 分立山 常光寺 JYOKOJI
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