星を占う

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佐用の宿曜道と陰陽道

密教占星術による鑑定

分立山常光寺では密教占星術による鑑定ならびに、宿曜道の復興を願い密教占星術の研究を行っております。

釈尊は世俗の願望成就ための祈祷や占星術を始めとする占術全般を禁止しましたが、4、5世紀頃から世俗の願いを通して覚りへ向かわせようとする雑部密教の経典が成立していくと、独り密教においてのみ占星術は隆盛をみて、日本では天文・暦・占術の体系を持つ宿曜道を形成しました。

宿曜道とは密教占星術の根本経典である『宿曜経』をベースに、宿曜占星盤(ホロスコープ)を用いて占断する占星術のことで、それを実占する宿曜師たちは、その昔、陰陽師たちと互いに影響しあい活躍していました。

『宿曜経』は弘法大師によって日本に請来された経典で、文殊菩薩と諸仙人が釈尊の如き宿命通を持ち合わせていない我々のためにお説きになられたいわば占星術のテキストです。

現在、一般に流布する宿曜経の占術は生日による性情や日の吉凶、相性をみる程度の極めて簡単な内容ですが、当山常光寺に伝わる密教占星術は秘密裡に伝えられた口伝等を網羅する更に奥に進んだ内容となっています。

当山にて密教占星術による鑑定を希望される方は、必ず祈願寺務所の文殊庵に事前予約の上、ご来山ください。

鑑定内容

陰陽師の里

陰陽道とは、陰陽五行思想をもとに日本において独自の発展を遂げた呪術や占術の体系であり、それを行う人を陰陽師といいました。

また、宿曜道とは密教占星術の根本経典である『宿曜経』をベースに、宿曜ホロスコープ(占星盤)を用いて、人の運勢を占う占星術のことをいい、それを実占する宿曜師たちは、その昔、陰陽師たちと互いに影響しあって活躍していました。その陰陽道の総元締であった安倍晴明もこの宿曜ホロスコープを積極的に応用し、密かに虎の巻として用いていたという話もあります。

近年、当山の北西にある江川集落が「陰陽師の里」として注目を集めています。その集落には「晴明塚」と「道満塚」があり、それぞれに宝篋印塔が据えられています。伝承ではそのあたりで晴明と道満が呪術で争い、晴明が勝って道満の首を取ったということですが、残念ながら文献を調べても二人が戦ったという記録は見つかっていないようです。

むしろ、一説によると道満は晴明のライバルというよりは師匠筋にあたる人物であり、晴明は陰陽道と天文道に関することを加茂氏より、呪術や調伏に関わることを道満より学んだ可能性さえあるようです。

そもそも陰陽師は呪術や占術で妖しいものから人々を守り安心をもたらすことが役目であり、その本分は魔除け・厄除けといえます。妖怪や物の怪となら戦ったでしょうが、人と争うようなことはなかったことでしょう。また、後世の物語では派手な呪術合戦があったように描かれますが、陰陽師集団の多くはおそらく師縁あるいは血縁関係にあり、お互いが戦うことはなかったといわれています。

いずれにしろ、宿曜道の復興を願う当山からほど近い、「陰陽師の里」の注目は、当山にとっても興味深いことです。

 

○看命鑑定  生年月日よりその人一代の運気・性情を詳しくみる基本鑑定。                 鑑定料15.000円(鑑定表付き)

 

〇行運鑑定  行運表を作成し、また、結婚・就職・転職・開店・開業など人生の大事を起こす日の日取りをみる。鑑定料 15.000円(行運表付き)

 

〇相性鑑定   男女間や友人との相性を始め、職場における上下関係など人間関係の相性をみる。         鑑定料 10.000円(鑑定表付き)

 

命名・姓名判断

当山ではお生まれになったお子さまに、光り輝く星々のように明るい未来をとの願いを込めて、熊崎式姓名判断により画数をみてお名前をお付けいたしております。また、妙見菩薩のご宝前においてご祈祷しました「命名書」と「お守り」をお授けいたします。

当山にてお子さまの命名を希望される方は、必ず下記の祈願寺務所文殊庵に事前予約の上、ご来山ください。

 

命名料 20.000円

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